今日は永続型未来志向経営の第40講『論語と算盤!』です。
*永続型未来志向経営とは黒字継続を体系的に構築した経営手法です
日本の資本主義の父と呼ばれる
毎週水曜日のブログは『未来志向経営』になるためのお話しをしています。
今日のテーマは……『論語と算盤!』です。
かなり久し振りになりますが『論語と算盤』を読み直しています。
幕末から大正初期にかけて活躍した「日本資本主義の父」とも言われる渋沢栄一氏が大正5年に著した経営者の必読書になります。
<第一国立銀行>の頭取に就任後ガス会社、保険会社、鉄道会社など多種多様な企業の設立に関わりその数は500を超えると言われます。
ところが渋沢栄一氏の素晴らしいところはこれらの会社を私物化してコンツェルンやコングロマリットなど財閥を形成しなかったことです。
(ブログ=月曜・水曜・金曜の投稿です)
利益を追求するだけでは企業は衰退する
『論語と算盤』の根底にあるものは「道徳経済合一説」という考え方です。
富をなす根源は何かと言えば「仁義道徳」。
正しい道理の富でなければその富は完全に永続することができぬ。
「オレオレ詐欺」などはもってのほかで不道徳や権謀術数的な商才は真の商才では無いと説いています。
さらに「義利合一論」を説く三島中洲氏と知り合い意気投合したと言います。
『義利合一論』とは「義(=倫理)」と「利(=利益)」を一体化するという考え方です。
渋沢栄一氏と三島中洲氏は……利益を追求する商売の世界に秩序と規律を重んじる考えを取り入れることを提唱しています。
<JAL>を再生させた稲盛和夫氏の『フィロソフィ』にも通じるところがあります。
私利私欲を追い求める不完全な人間が会社を経営するがゆえに起こりがちな利己主義的なモノサシを「義(=倫理)」と「利(=利益)」を一体化する経営に切り替えることで『三方よし』の健全な経営に立ち戻ることができることを説いています。
つまり「経営哲学」を持たない会社経営は正しい判断をするモノサシを持ち得ない。
たとえば会社で何か問題が発生た時でもその原因を作った社員を攻めてしまう。
つまり自分の利益を害したという判断を瞬時にしてしまうことになりかねません。
その挙句に「目先の解決策」を探しまくるという「空虚な行動」に時間と経費を費やす羽目に陥ってしまうのです。
「目先の解決策」とは一つの手法であり一つの方法でしかありません。
『打つ手は無限』という言葉がありますが方法などは無限にあるのです。
その前に会社経営者として必ずすべきことがあります。
それはあなたの会社の経営哲学を確立することです。
あなたの会社の経営哲学である◉ミッション(目的)◉ビジョン(目標)◉バリュー(行動指針)ブレない軸を作ることに他なりません。
今回のブログの解説はまもなく発行する「メルマガ」でまた詳しく解説したいと思います。


