永続型未来志向経営の第36講は……『それはプライドですか?』です。
*永続型未来志向経営とは黒字継続を体系的に構築した経営手法です
2種類の意味を持つ『プライド』
毎週水曜日のブログは『未来志向経営』になるためのお話しをしています。
今日のテーマは……プライドを勘違いしていることの提言です。
ここで言う「プライド」は2種類のプライドを指しています。
ときどき会話で聞く「プライド」という言葉は「あいつにプライドを潰された」「俺のプライドが許さない」などという類で使われることが多いと感じています。
この場合の「プライド」とはどのような意味で使われているでしょうか?
その多くは「面子(めんつ)」という意味合いで使われていると考えています。
「あいつに面子(めんつ)を潰された」「俺の面子(めんつ)が許さない」しかし本来のプライドとは「誇り」という意味ではないでしょうか?
つまり日本で使われる『プライド』という言葉は「誇り」と「面子(めんつ)」の2種類の意味を持っていることになります。
(ブログ=月曜・水曜・金曜の投稿です)
本来の意味は何でしょうか?
「誇り」と「面子(めんつ)」を比べると断然「誇り」に軍配をあげたくなります。
と言うのも「面子(めんつ)」の言葉を使う場面やその言葉を使っている方を見ても美しいとか……リスペクト(尊敬)できるとか……という感情が湧かないからです。
むしろ「面子(めんつ)」という言葉を使わないでほしいという感情を持ちます。
その言葉を使う方に対して「薄っぺら」な印象を受けてしまいます。
「面子(めんつ)」という言葉に「偉(えら)ぶる」という言葉が重なってしまうからかもしれません。
その一方で「誇り」という言葉には美しさや……リスペクト(尊敬)……という感情が湧いてきます。
子供の頃に『巌窟王(がんくつおう)』という本を読みながら感動したことがありました。
西郷隆盛氏などの明治維新や明治政府で活躍した人々にも「誇り」というプライドを感じます。
おそらく西洋で言えば「騎士道」日本で言えば「武士道」……それらの清さや潔さといった類の底に流れているものとの繋がりも存在しているように感じます。
経営者の方の中にも「誇り」と「面子(めんつ)」の2つのプライドを持つ方がみえます。
個人的には「面子(めんつ)」のようなものは捨ててしまう方が良いと考えています。
会社を経営していく上でむしろ「邪魔な存在」であるのが「面子(めんつ)」という厄介者です。
「面子(めんつ)」という視点で物事を判断すれば間違った道を選択する可能性が大きくなります。
『チャンスは前頭だけに髪の毛がありうしろ頭は禿(は)げている。
もしもこれに出会ったら前髪を捕らえよ。
一度逃がしたら神様でもこれを捉えることはできぬ。』
「面子(めんつ)」が邪魔してチャンスを逃すことがないように「誇り」のプライドで判断することを経営者の方にお薦めいたします。


