未来デザインカンパニー ロゴ未来デザインカンパニー持続型経営コンサルティング
ブログ / ビジネスモデルの企業事例

第78話 名経営者は、時代の先を読む!

2017年7月24日 執筆:渡邉ひとし

『何をやっても、大企業に負けてしまう。』

『中小企業は、生き残れないよ。』

あなたが経営者だったら……どの市場を、攻めますか?

新聞記事で、思い出した言葉があった

日本経済新聞社による「主要品目・サービスシェア調査」国内100品目で上位企業による寡占化が一段と進んでいることがわかったと記事に出ていました。

記事を読んですぐに頭に浮かんだひとがいます。

それはGE(ゼネラル・エレクトリック)の元CEO(最高経営責任者)だったジャック・ウェルチ氏です。

GEという会社は発明王トーマス・エジソンがつくった会社でありその後アメリカのコングロマリットいわゆる「巨大複業企業」になりました。

1981年にジャック・ウェルチ氏がCEOに就任してから打ち出した方針が『どのビジネス(事業)も、その分野で1位か2位であること!』

それ以外の事業は売却などで、手放すという考え方です。

これらの、大胆ともいえるGEの改革を成し遂げたことで1999年に、フォーチュン誌で「20世紀最高の経営者」に選ばれました。

時代の先を読む、「先見の明」がある人

その、ジャック・ウェルチ氏がメディアのインタビューでみずから語ったことばが印象的でいまでも忘れられません。

「これからの世界はメガコンペティション(*注①)の時代を迎えることになるだろう。」

「どのビジネス(事業)もその分野で上位企業の3社までしか生き残ることはできない。」

それまで日本は右肩上がりの成長時代でありバブル景気を経験していたので当時の、この言葉には少し違和感があったように思います。

しかし世の中の、すぐれた経営者は予言者のように、予知能力があり彼のように数年先以降の、時代や社会の変化を言い当てることができます。

これこそが『名経営者の直感』といえるのではないでしょうか。

現に、ジャック・ウェルチ氏も「マネジメント」 の発明者であるピーター・ドラッカーの信奉者であり鉱物化学の会社へ転職を試みた博士号を持つ経営者でもあります。

それらの知識と最年少でCEOにまで登り詰め大胆な改革を成し遂げるなどの裏打ちされた体験から「見通せる未来」があるのでしょう。

話しを戻しますが……日本経済新聞によると100品目のうち首位交代があったのは、10品目。

残り、90品目の中で半分の45品目はトップ企業が、さらにシェアを広げ1~3位のシェア合計が50%を超えたのは69品目。

携帯電話などの4品目は上位3社で、100%を占めています。

〔以上、抜粋〕日本のマーケット(市場)でもメガコンペティションは例外ではないということですね。

*注①=メガコンペティション世界各国の企業が国境や業界を越えて競争する状態のこと。

このことから何を学べるでしょうか?

市場でのシェアは…上位3社の企業で占有される。

われわれ中小企業は…ニッチな市場(すきま市場)で売り上げを伸ばすことを考える。

ビジネスモデルは……どこの市場を狙うか、によってビジネスモデルの構築方法が変わります。

渡邉ひとし
渡邉 ひとし株式会社未来デザインカンパニー 代表取締役/持続型経営コンサルタント

経営戦略・組織変革・AI活用を、実務と心理の両面から支援しています。中小企業の経営者の方には、訪問またはオンラインで、ご相談をお受けしています(初回は無料)。

✉ ひとことで相談する 私たちについて

無料メルマガ|平日毎日

渡邉ひとしのBusiness view

経営戦略・AI活用・組織変革・ミドルシニアの智慧・事業家の判断軸。平日、毎朝、1本ずつお届けします。配信は、いつでも停止できます。

無料で登録する →
✉ ひとことで相談する