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ブログ / ビジネスモデルの企業事例

第77話 社長といえども、創業者は別格である!

2017年7月23日 執筆:渡邉ひとし

『帰ってきたウルトラマン。』

『帰ってきた、沢田秀雄氏。』

沢田秀雄氏とは旅行会社HISの創業者のことです。

あなたが、創業者だったら……社長を譲ったあとに、また戻りますか?

そういえば、あの人も社長に復帰した

2016年11月に澤田氏が、HISの社長に復帰したときふと、頭に浮かんだ人がいます。

それはソフトバンクの孫社長です。

グーグルの最高事業責任者であったニケシュ・アローラ氏を2014年にソフトバンクへスカウト。

孫社長の60歳の誕生日に経営を引き継いでもらう後継社長として考えていましたが昨年、6月末をもってアローラ氏は電撃退任しました。

「少なくとも5年おそらくは10年近く社長でいたい」というのが、当時の孫社長のことばです。

なぜ、孫社長をすぐに思い出したかというとHISの澤田秀雄社長とパソナの南部靖之社長とともに『ベンチャー起業家三銃士』と呼ばれていたからです。

なぜ、創業者が社長に復帰するのか

孫社長のつぎに頭に浮かんだ人はユニクロの柳井社長です。

柳井社長はソフトバンクの社外取締役であり柳井社長と孫社長は盟友と呼べるほどの間柄。

お互いに米国フォーブス誌の所得番付けで1位、2位を争っているのも両者の関係から考えるとなにか意味がありそうな気もします。

ご承知のようにユニクロの柳井社長も2002年に、玉塚元一氏がユニクロの社長に就任しましたがその3年後には社長を解任されています。

他にも事例はありますが……なぜ?

このようなことが起きるのでしょうか?

創業者がもつ『特有のマインド』がそうさせるのだろうと思います。

『特有のマインド』とは……カリスマ創業者がもつ「ダイナミックな経営感覚」と2代目社長の考える「安定志向の経営感覚」の違いにあると考えています。

創業者にしてみれば「自分が築きあげた会社」ですからある意味自分の「分身」か自分が生んだ「こども」のような特別な感情があるのだと思います。

後継者になった社長の経営はどうしても「安定成長」になりがちなので創業者にしてれば「この子は、もっと大きく成長できる!」

「もっと、ダイナミックに成長できる!」

そう思っても仕方のないことですが結局はふたたび社長に復帰して「自分の感覚」で経営してしまう。

じつは、これが「コトの真相」ではないのか?

そう思えて、なりません。

このことから何を学べるでしょうか?

創業者のビジネスモデルは…大胆、豪快、ダイナミックな成長路線。

後継社長のビジネスモデルは…安全、安心、安定志向の成長路線。

ビジネスモデルは……どのような成長路線を描くのか?

という思考性の違いで構築の仕方が変わります。

渡邉ひとし
渡邉 ひとし株式会社未来デザインカンパニー 代表取締役/持続型経営コンサルタント

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