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ブログ / ビジネスモデルの企業事例

第32話 事業を承継すると、道が二つに分かれている!

2017年6月6日 執筆:渡邉ひとし

渡邉さん、「2代目社長の一番弱いところは、何だと思いますか?」

そんな質問をされました。

実は、質問をした方は、会社の経営者ではありません。

ご自分は、地方で有名な企業に勤めていた方で、2−3年前に起業をされた、個人事業主の方です。

「どうして興味があるのですか?」と聞いてみると、「お客様が、2代目の経営者なんです。」という答えでした。

あなただったら、この質問に、どう答えますか?

はい、10秒考えてください………………………………。

僕の答えは、「資金繰り」でした。

創業者の方の場合は、

  • 起業した時に、手元に十分に資金がない
  • なかなか売上も利益も伸びない
  • お金を借りたくても、創業したばかりで信用が無いなどなど。

お金の苦労をしながら、少しづつ、事業を大きくしてきたはずなので、資金繰りに敏感で、カラダで覚えてきた…そんな貴重な体験をお持ちです。

なぜ、それが言えるのでしょうか?

それは、会社が倒産していないからです。

資金繰りがうまくいかなければ、当然、会社は倒産しているからです。

しかし、後継者(2代目)社長の場合は、すでに、会社の歴史や信用があるので、銀行からの融資は…起業したばかりの会社よりも、有利です。

もちろん、業績不振に陥っていれば、会社の信用度は大きく下がっているので、そんな簡単に、銀行は貸してくれませんが…後継者(2代目)社長の場合、ここで2つに分かれます。

業績好調とまではいかなくても、承継した会社が、今までの業績を維持できていれば、資金繰りも、そんなに問題ないと思います。

しかし、業績が下がってきている会社を承継した場合は、少し…いや、かなり状況が違ってきます。

ここで、2つの大きな課題が、持ち上がります。

それは、何でしょうか?

はい、10秒考えてください………………………………。

一つ目は、「資金繰り」です。

なぜなら、業績が良ければ、銀行からの融資も、さほど、問題はないでしょう。

しかし、業績が下がってきている場合、当然、銀行も融資を渋ります。

さらに、二つ目は、もっと厄介です。

なぜなら、二つ目の答えは、「事業の立て直し」だからです。

承継した事業の業績が下がってきているといっても、後継者(2代目)社長にとっては、事業の引き継ぎだけで、精一杯です。

先代から、事業を引き継ぎしながら、同時に、事業を見直し、さらに、事業を立て直すとなると……相当、凄腕の経営手腕を持った人でないと、到底、無理だと思えるからです。

そうなると、どうなるのでしょうか?

多くの人が、陥りやすいパターンになります。

………『守り』になります。

つまり、今の事業を、何とか維持しようとします。

しかし、業績が下がっていますから、資金が足りなくなります。

仕方がないので、何とか、資金の手当をしようとします。

そして、目の前のことばかりの対応を繰り返していると、いつの間にか、「負のスパイラル」に陥っています。

こうなると、まるで、(例えは悪いですが)<蟻地獄の状態>になります。

さて、冷静に考えてください。

そもそもの原因は、何だったでしょう?

そうです!

「業績が下がっている」ことが原因でした。

問題も、課題も、原因になっている、“元から絶たなきゃダメ” なのです。

結局は、「事業の立て直し」をすることが大切で…まずは、「ビジネスモデル」を考えることが前提です。

従来の「ビジネスモデル」が、お客様とズレ始めていることが根本原因だからです。

「当たり前のこと」をする。

これしかありません。

経営の本質、経営の王道。

経営に「近道」はありません。

経営の本質を見つめ、経営の王道を歩んで行きましょう!

そのためには、良き相談相手を見つけることが、もっとも重要です。

☆2代目社長を、応援します☆

渡邉ひとし
渡邉 ひとし株式会社未来デザインカンパニー 代表取締役/持続型経営コンサルタント

経営戦略・組織変革・AI活用を、実務と心理の両面から支援しています。中小企業の経営者の方には、訪問またはオンラインで、ご相談をお受けしています(初回は無料)。

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