渡邉さん、「2代目社長の一番弱いところは、何だと思いますか?」
そんな質問をされました。
実は、質問をした方は、会社の経営者ではありません。
ご自分は、地方で有名な企業に勤めていた方で、2−3年前に起業をされた、個人事業主の方です。
「どうして興味があるのですか?」と聞いてみると、「お客様が、2代目の経営者なんです。」という答えでした。
あなただったら、この質問に、どう答えますか?
はい、10秒考えてください………………………………。
僕の答えは、「資金繰り」でした。
創業者の方の場合は、
- 起業した時に、手元に十分に資金がない
- なかなか売上も利益も伸びない
- お金を借りたくても、創業したばかりで信用が無いなどなど。
お金の苦労をしながら、少しづつ、事業を大きくしてきたはずなので、資金繰りに敏感で、カラダで覚えてきた…そんな貴重な体験をお持ちです。
なぜ、それが言えるのでしょうか?
それは、会社が倒産していないからです。
資金繰りがうまくいかなければ、当然、会社は倒産しているからです。
しかし、後継者(2代目)社長の場合は、すでに、会社の歴史や信用があるので、銀行からの融資は…起業したばかりの会社よりも、有利です。
もちろん、業績不振に陥っていれば、会社の信用度は大きく下がっているので、そんな簡単に、銀行は貸してくれませんが…後継者(2代目)社長の場合、ここで2つに分かれます。
業績好調とまではいかなくても、承継した会社が、今までの業績を維持できていれば、資金繰りも、そんなに問題ないと思います。
しかし、業績が下がってきている会社を承継した場合は、少し…いや、かなり状況が違ってきます。
ここで、2つの大きな課題が、持ち上がります。
それは、何でしょうか?
はい、10秒考えてください………………………………。
一つ目は、「資金繰り」です。
なぜなら、業績が良ければ、銀行からの融資も、さほど、問題はないでしょう。
しかし、業績が下がってきている場合、当然、銀行も融資を渋ります。
さらに、二つ目は、もっと厄介です。
なぜなら、二つ目の答えは、「事業の立て直し」だからです。
承継した事業の業績が下がってきているといっても、後継者(2代目)社長にとっては、事業の引き継ぎだけで、精一杯です。
先代から、事業を引き継ぎしながら、同時に、事業を見直し、さらに、事業を立て直すとなると……相当、凄腕の経営手腕を持った人でないと、到底、無理だと思えるからです。
そうなると、どうなるのでしょうか?
多くの人が、陥りやすいパターンになります。
………『守り』になります。
つまり、今の事業を、何とか維持しようとします。
しかし、業績が下がっていますから、資金が足りなくなります。
仕方がないので、何とか、資金の手当をしようとします。
そして、目の前のことばかりの対応を繰り返していると、いつの間にか、「負のスパイラル」に陥っています。
こうなると、まるで、(例えは悪いですが)<蟻地獄の状態>になります。
さて、冷静に考えてください。
そもそもの原因は、何だったでしょう?
そうです!
「業績が下がっている」ことが原因でした。
問題も、課題も、原因になっている、“元から絶たなきゃダメ” なのです。
結局は、「事業の立て直し」をすることが大切で…まずは、「ビジネスモデル」を考えることが前提です。
従来の「ビジネスモデル」が、お客様とズレ始めていることが根本原因だからです。
「当たり前のこと」をする。
これしかありません。
経営の本質、経営の王道。
経営に「近道」はありません。
経営の本質を見つめ、経営の王道を歩んで行きましょう!
そのためには、良き相談相手を見つけることが、もっとも重要です。
☆2代目社長を、応援します☆


