経営ブログ第7講のテーマは……『マーケティング』です。
売れる仕組みづくり
水曜日は経営コンサルタントのことにも少し触れて経営のお話しをします。
前回の「経営ブログ」では「事業の再定義」について考え方や定義などをお話ししました。
では「マーケティング」とは?
それは『売れる仕組みづくり』のことを指します。
この『売れる仕組みづくり』という言葉は……多くの関連書籍のタイトルや本文にも使われている言葉ですからご存知の方も多いと思います。
とくに「販売促進」に関わる人や「経営の学び」を欠かさない経営者の方は「マーケティング」を説明する言葉として定着していることと思います。
2つの大学で授業をするときにもこの言葉を使って学生に「マーケティング」を説明しています。
『売れる仕組みづくり』という短い言葉の中に多くの意味を含んでいます。
経営ブログ:『マーケティング』
経営ブログの第7講は……『マーケティング』をお話しします。
「マーケティング」のことを『売れる仕組みづくり』と説明することは先ほどもお話ししましたがその構成要素は……◉ 誰に◉ 何を◉ どの様にという3つになります。
もちろん専門書を紐解けば難しい言葉や多くのフレームワークでマーケティングを説明しています。
たとえばWikipedia の解説では……企業などの組織が行うあらゆる活動のうち「顧客が真に求める商品やサービスを作りその情報を届け顧客がその価値を効果的に得られるようにする」ための概念である。
つまり企業活動における……◉商品・サービスの企画・開発・設計◉ブランディング◉市場調査・分析、価格設定◉広告・宣伝・広報、販売促進◉流通、マーチャンダイジング◉店舗・施設の設計・設置◉営業、集客、接客、顧客の情報管理という広範囲にわたってマーケティングが関わるということです。
私が20代後半に「やり方(手法)の師匠」に出会ってから数え切れないほど多業種の上場企業の広告づくりに携わってきました。
その広告づくりで師匠から学んだことは実戦でのマーケティングでした。
それまではデザイナーやコピーライターの個人が持つ知識と情報で広告を制作してきました。
ある意味「個人の感覚」で広告を制作していました。
師匠に出会ってからは広告制作の手順が様変わりしました。
クライアント(顧客企業)からオリエンテーションシートを受け取ると手始めにその内容を熟読します。
その企業が属する業界に関する情報をあらゆる手段を駆使して入手します。
併せてライバルになる企業の情報も……◉店舗まで出かけて行き資料収集◉大きな図書館で情報収集◉大きな書店で業界や企業の本を購入◉業界に精通している人に話を聞く◉ライバル企業に電話をして情報収集◉業界団体からの情報収集などなど。
これらの情報を大抵は手分けをして1日でかき集めます。
次に集めた情報を報告し合って業界分析と企業分析をします。
さらに現在の時代分析や社会環境を分析して将来への変化を予測します。
その後に依頼企業から提示された商品の顧客(コアターゲット)を再検討します。
コアターゲットがどの様な状況で商品を購入するのか?
購買動機や購買行動を探ります。
そして購入後に得られたと思える顧客の価値について議論をします。
すると依頼企業から提示された商品の「理想のお客様像」が浮き彫りになります。
その「理想のお客様像」に一番響くと思えるデザインとコピーライティングを創作します。
広告制作で与えられた時間が仮に2週間とすると最初の1週間はマーケティングに時間を費やすといった具合です。
大枠の表現になりましたがこのような手順を踏んで広告を制作するようになりました。
その結果No. 1プロダクションになることができたのです。
やり方(手法)の師匠からは「広告は科学だ!」と教えられました。
広告制作という「クリエイティブ(創造)」の前に調査・分析・予測構築という「マーケティング」の必要性を徹底的に実戦で教えていただきました。
在籍中に約6万件以上の広告制作で培った「マーケティング」と「クリエイティブ」という実戦での体験が「経営コンサルタント」という経営者のパートナーの役割において十二分に活かされていることは間違いない事実であると言えます。
次回の経営ブログ(第8講)は「ビジネスモデル」をお話しします。
(次回投稿=7月25日水曜です)


