第219話のテーマは『モノづくりからの転換』です。
(*ブログ=月水金曜の平日投稿です)
そろそろ健康が気になり始めています
サラリーマン時代に年に一度の健康診断を受けていましたがとくに何も異常はなくいつも健康優良の状態でした。
35歳を超えてからは一般的な健康診断が「生活習慣病予防健診」に変わり検査の項目が増えてその検査に要する時間も半日がかりになりました。
おかげさまでその検査でも異常の数値はなく強いて言えば視力が弱い(近視、乱視)ためメガネを必要とする程度でした。
40歳を超えるまで20歳のころの体型である◉体重58㎏◉ウェスト76㎝をキープしていましたから健康に恵まれていたのだと思います。
独立してからは健康診断を受けることもなくすでに9年目に入りましたがそろそろ受診をしようかと考えるようになりました。
<タニタ>のビジネスモデル
健康を測定する器具を製造販売する会社の<タニタ>は創業家3代目の谷田千里氏が現在社長を務めていますが船井総合研究所でコンサルタントの経歴を持つ異色の経営者。
調理師専門学校を卒業して調理師の免許も持っていました。
1923年に創業者の谷田賀良倶(かろく)氏が谷田賀良倶商店を設立していますがシガレットケースなどの製造販売の金属加工メーカーでした。
1985年に2代目社長に就任した谷田大輔氏が1992年に「乗るだけで計測できる体脂肪計」を世界で初めて製造販売。
1994年に「家庭用体脂肪計付ヘルスメーター」を世界で初めて製造販売。
このころから「はかりメーカー」としての企業イメージを確立しています。
2008年に3代目社長として谷田千里氏が就任していますが2009年にNHKの番組で取り上げられた<タニタ>の社員食堂がきかっけで2010年に『体脂肪計タニタの社員食堂』というレシピ本が発売され爆発的なヒットとなったことで2013年には同名の映画が製作されています。
このとき社内の反対を押し切って「タニタ食堂」を出店しましたがいまでは全国で10店舗を展開するまでになっています。
2015年9月に<菊正宗>とコラボした「菊正宗 純米糖質ゼロを楽しむタニタ食堂オリジナルレシピ」2016年1月に<森永乳業>とコラボした「タニタ食堂の100kcal デザート焙煎抹茶ミルクプリン」<マルコメ>とコラボした減塩味噌・味噌汁などの「タニタ食堂コラボシリーズ」など「タニタ食堂監修」のコラボ商品は10種類以上になっています。
2016年2月からは給食事業の<レパスト>と弁当の宅配を始めていてその店舗数も今後は60カ所に増やす計画です。
2016年8月にはさいたま市が<イオン>や<タニタ>と連携して住民の健康向上に取り組む「みその“健幸”度向上プロジェクト」を実施しました。
群馬県の中之条町観光協会は<タニタ>の監修を受けた「ヘルスツーリズム商品」を発売。
昨年の2017年から<イオン>は<タニタ>と組んで高齢者向けのフィットネスジムの多店舗展開をスタートさせました。
この取り組みは高齢者を来店促進するための健康をキーワードにした集客対策です。
昨年11月には<ジャパネットホールディングス>に社員の健康データを管理できる「タニタ健康プログラム」を提供すると発表しています。
この「タニタ健康プログラム」は父である谷田大輔社長が開発した事業が赤字を続けていてそれを引き継いだ谷田千里社長がビジネスモデルを転換したことで2013年に厚生労働省の『健康寿命をのばそう!
アワード』で最優秀賞を受賞。
現在では延べ100を超える企業や自治体でこのプログラムが稼働しています。
<タニタ>のミッションは『“はかる”を通して世界の人々の健康づくりに貢献する』まさに「はかりメーカー」のモノづくりから「健康づくり」のコトづくりへ『事業の定義』を転換しています。
その事業の中核は『タニタ健康プログラム』です。
この軸をこれからどこまで広げていけるかが<タニタ>の成長課題ですね。
(*次回ブログ=15日月曜に投稿)
このことから何を学べるでしょうか?
モノづくりの会社は……「モノ」づくりへの執着から「コト」づくりへ脱皮することでこれからの時代に合ったあらたな事業をつくりだすことができる。
◉Amebaブログ:◉Ameba0wnd:◉Facebook:◉Facebook頁:ミッション:会社の目的ビジョン :会社の目標バリュー :会社の行動指針
◉理想のお客様◉協力者◉主要活動◉選ばれる理由◉収益 ◉チャネル◉提供する価値◉コスト◉経営資源
現象をみるのではなく本質をみることでなすべきことが理解できる
今日という日は未来のスタート地点である*注1 仮想現実:(VR= virtual reality)感覚を刺激することで現実のように知覚させる技術。
*注2 ストックオプション:「株式購入権」あらかじめ決められた価格で


