2代目社長にできないこととは……?
それは、実に、当たり前のことですが、 『創業体験』です!
すでに創業者が、苦労をして作り上げた会社を承継しているので、あらためて、創業するという、必要性がないからです。
しかし、創業者が健在であれば…「創業するということは、並大抵の心構えではできないぞ!」
「創業してからも苦難の連続で、それは、それは…大変な……」「その難関を乗り越えるために、生きるか、死ぬかの……」などと、当時の苦労を2代目社長に語り続けることになります。
しかも、何回も、何回も、事あるごとに、同じ話しを、繰り返し、繰り返し、語り続けます。
時には、話す内容が少し脚色されることも…。
これでは、誰も、まともに、その話しを聞く気にはなりませんよね。
しかも、創業者と、2代目社長が親子の場合、創業者からの言葉は、なおさら、感情が入りすぎることが多いようです。
創業者には、創業者としての想いが強く、ここまで、産み、育て上げた会社を、なんとか倒産させることなく、できれば、さらに大きくしていってもらいたい。
そんなふうに、2代目社長に対して思うことは、人として、当然のように思えます。
しかし、2代目社長にとっては、自分の熱い想いで、つくり上げた会社でもなく、本心で、やりたい仕事でもない場合、創業者から発せられる言葉は、まさに「苦痛」でしかありません。
父親がつくった会社だから、自分が、後を継がなければ、父親の落胆は、いかばかりだろう?
自分が、後継者となって、父親の会社を継ぐしかない!
まして、本心から好きでもない仕事であった場合、後継者である、2代目社長の人生を考えると、やりたいことが、思うようにできない、そんな人生を過ごすことになります。
その上、創業者魂(たましい)や創業体験を、創業者から、いくら熱く語られても、2代目社長には、創業体験はできないのです。
2代目社長の気持ちを察して、「お前の好きなようにやれ!」
そんな言葉だけを語れる、創業社長は、世の中に、どれだけいるのでしょうか?
「親の心、子知らず。」という言葉がありますが、「子の心、親知らず。」にならないように、と願うばかりです。
☆2代目社長を、応援します☆


