第195話のテーマは『海外での成長路線を描く』です。
レジェンドは始まっていた
働き盛りの30歳代前半に(人生の)師匠に連れられてハウジングセンターの展示場へプレゼンテーションに同行しました。
オリエンテーションの確認と提案の方向性などの説明が終わりいよいよ具体的な企画原稿の説明をすることになりました。
私は営業担当でありその原稿の制作者ではないのですがなんとか原稿の企画意図などを説明をすることができました。
すると矢継ぎ早にハウスメーカー各社の方々から各案の集客動員数の見込みなどより現実的な質問を投げかけられ明確な返答がむずかしい状況に陥っていたときひとりの中年の担当者が数十社のライバルメーカーの方々に『まぁ、ここはひとつ信用して任せてみませんか。』
と発言した途端に室内に静寂が戻りました。
そのプレゼンテーション後に(人生の)師匠に連れられてその中年の担当者の方に紹介をしていただきました。
その時いただいた名刺には<積水ハウス>という社名と担当者の「和田勇」というお名前が書かれていました。
その場から離れると師匠からひとこと言われた言葉。
『この方は、必ず将来この会社を背負って立つぞ。』
<積水ハウス>の代表取締役会長兼CEOである和田勇氏と出会った30年以上前の想い出のエピソードです。
<積水ハウス>のビジネスモデル
今年9月に発表された<積水ハウス>の売上高は2017年2〜7月期で初めて1兆円を突破しました。
2018年1月期の予想は経常利益を2000億円としています。
好調な理由は国内の3~4階建ての賃貸住宅や賃貸管理が伸びています。
賃貸管理とは建設した賃貸住宅を管理する「不動産フィー」のことを指しますがその管理戸数も前期末から1万戸余り増えて57万6千戸になっています。
海外においてはアメリカやオーストラリアなどの住宅やマンション販売が伸びています。
アメリカ、中国、シンガポールやオーストラリアに進出していますが今年2月にアメリカの戸建て住宅会社<ウッドサイド・ホームズ>を買収。
「ゼロエネルギー住宅」の需要増を見込んで販売をしますが翌月の3月に子会社しました。
さらにはアメリカのワシントンにある<米連邦住宅抵当公社>の本部の不動産を取得しました。
ホワイトハウスに近い首都の一等地の再開発をすることで海外事業の拡大に向けての打ち上げ花火的な存在としています。
今年3月に2020年1月期までの経営計画を発表しましたが2018年1月期からの3年間で海外事業に1兆円を投資する方針で2020年1月期には海外の売上高を2017年1月期の約2倍になる4000億円にまで高める計画をしています。
2020年に東京赤坂で開業するのは長期滞在型のホテルです。
来日する外国人富裕層たちを取り込むことを狙っていますがこのホテルの運営はシンガポールの不動産大手の<フレイザーズグループ>に任せます。
このように国内の売上だけではなく海外事業の売上高も好調ですが長期的に考えると人口減少化が進む日本よりもこれから成長が見込める「海外事業」に経営資源をシフトして『成長を続けるビジネスモデル』を構築していくことを選択しています。
(*ブログ=土日祝日を除く平日)
このことから何を学べるでしょうか?
日本の人口減少化におおきく影響される場合は……海外での成長路線も視野に入れて検討する。
海外進出を決めた場合は……早めに取り組み試行錯誤を繰り返すことで成功の道を見つける。
◉Amebaブログ:◉Ameba0wnd:◉Facebook:◉Facebook頁:ミッション:会社の目的ビジョン :会社の目標バリュー :会社の行動指針
◉理想のお客様◉協力者◉主要活動◉選ばれる理由◉収益 ◉チャネル◉提供する価値◉コスト◉経営資源
現象をみるのではなく本質をみることでなすべきことが理解できる
今日という日は未来のスタート地点である*注1 仮想現実:(VR= virtual reality)感覚を刺激することで現実のように知覚させる技術。
*注2 ストックオプション:「株式購入権」あらかじめ決められた価格で


