第177話のテーマは『現状に満足しない姿勢』です。
別荘を持ちたいという夢があった
会社の福利厚生でリゾート施設を利用しましたが前職の本社が東京のため関東方面が多かったように思います。
一番多く利用したのは伊豆箱根の「強羅温泉」でした。
子供が小さかったころは「富士急ランド」で遊んでから「強羅温泉」へ向かいましたが子供たちが中学生になったころは山梨県や群馬県まで足を伸ばして名古屋方面へ向かう途中に「強羅温泉」へ寄って疲れを癒すようにしていました。
このようなドライブをしていると別荘を持ちたいと思うようになり真剣に考えたこともありましたが別荘を維持するのが大変だという別荘を持つ友人たちの声を聞いてその夢は諦めることにしました。
<リゾートトラスト>のビジネスモデル
その当時にもありましたが<東急リゾート>などのリゾートマンションを購入するという手もありました。
中京圏でリゾート施設を運営する会社に<リゾートトラスト>があります。
友人が前職で勤めていた会社なのでなんとなく親しみが湧いてきます。
名古屋で打ち合わせをするときにも<リゾートトラスト>の施設を利用することがありますがとても雰囲気の良い施設です。
<リゾートトラスト>を設立した1973年のころはそれほどリゾート地でゆったりと過ごすという習慣はありませんでした。
最初にできた施設は『サンホテル名古屋ヴィア白川』。
前職の会社から歩いて2分ほどの場所に建っています。
地下1階~地上2階までファッション・飲食フロアなので週3回以上利用していました。
しかし1973年に第1次石油ショックが発生して資金難に陥ったようですがこの時の経験を生かすことでバブル時代も慎重に経営したそうです。
<リゾートトラスト>が企業として成功していったのはひとつは会員制ホテルなどの「タイムシェアリング方式」です。
会員の希望する期間はどうしても集中するためあらかじめ年間で日程を割り振り変更したい場合は営業担当者に調整を依頼する。
この方式がなければ会員の不満がおおくなり会員権も売れなくなります。
ふたつ目は「ハイセンス、ハイクオリティー」の施設にこだわっていることです。
創業当時に伊藤與朗会長と伊藤勝康社長はイタリア・コモ湖のホテルを視察。
当時の世界一と言われたホテルを視察することで中途半端なものはつくらないという思いを強くしたといいます。
今年販売した三重県鳥羽市の「エクシブ鳥羽別邸」は桂離宮の庭師が監修した日本庭園の高級施設になりましたが3600万円の会員権でもあっという間に完売したようです。
<リゾートトラスト>はあらたな戦略を考えていてひとつは非会員制の高級ホテルの海外進出です。
2014年にアメリカのハワイ州ホノルル市の高級リゾートホテルである「ザ・カハラ・ホテル&リゾート」を買収しています。
2020年に開業する「ザ・カハラ・ホテル&リゾート横浜」は「カハラ」ブランドで「非会員制」の高級ホテルを展開する最初のホテルになりますがこんご10年間で「カハラ」ブランドは海外5カ所程度の開業を目指しています。
ふたつ目は健康をテーマにした新たな事業です。
今年10月17日に名古屋駅前の「JPタワー名古屋」に人間ドック施設を開業しました。
こんごは医療施設の拠点を増やし会員向けだけではなく訪日外国人客の「医療ツーリズム」も狙っていきます。
偶然に同じ伊藤という苗字の飲み仲間だった伊藤與朗会長と伊藤勝康社長はこれから「余暇」と「健康」をキーワードとしたあらたなビジネスモデルを構築していくことになります。
この夢が花開くのをおおいに期待したいと思います。
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このことから何を学べるでしょうか?
長期継続できる会社は……身の丈にあった成長を目指している。
長期継続できる会社は……ひとつの成功に満足することなくあらたな「成長の柱」にチャレンジする意欲がある。
ミッション:会社の目的ビジョン :会社の目標バリュー :会社の行動指針
◉理想のお客様◉協力者◉主要活動◉選ばれる理由◉収益 ◉チャネル◉提供する価値◉コスト◉経営資源
現象をみるのではなく本質をみることでなすべきことが理解できる
今日という日は未来のスタート地点である*注1 O2O:(オンライン・ツー・オフライン)インターネットなどのオンラインからリアル店舗のオフラインへお客さまを呼び込む手法のこと。
*注2 ストックオプション:「株式購入権」あらかじめ決められた価格で


