第176話のテーマは『次なる挑戦』です。
スタバでの個人体験
初めて<スターバックス>でコーヒーを飲んだのがいつだったか忘れてしまいました。
1999年に東海地区の第1号店が「名古屋JRセントラルタワーズ店」としてオープンしていますがそこへは行った覚えがありません。
前職の会社が名古屋栄2丁目でしたから近くに店舗ができた時は2000年以降だと思います。
仕事の打ち合わせの多くはコメダなどの喫茶店でしたがすこし特別な方のばあいは<スターバックス>を選んでいました。
ひとりで行くこともありましたがそれは決まって考え事をするときに選んでいました。
長時間過ごせるのは……
- 長時間でも疲れない椅子
- 周りが気にならないスペース
- 店員が見廻ってこない
そんな理由だったと思います。
<スターバックス>のビジネスモデル
名古屋駅前にできた「JRゲートタワー」の15階に国内で地上から最も高い場所で今年3月にオープンしたスタバ。
少し話題になりましたがまだ行ったことはありません。
大学の講義で<スターバックス>の話しをする時がありますが2000年に創業者であるハワード・シュルツ氏がCEOから退いたときに業績が低迷し続けたのですがその後どのように業績を回復したかという講義です。
今年4月にふたたびハワード・シュルツ氏がCEOを退任。
その後任はケビン・ジョンソンCOOでした。
2009年の業績低迷のときに入社して会社の転換期をともに過ごし現在の好業績にまで舵取りをしてきた能力を買われてのCEO就任です。
今年4~6月期の売上高は前年同期比8%増。
アメリカ国内の売上高が伸びたことが大きかったようです。
今年10月にはアメリカでのインターネットでの直販を取りやめました。
これは「店舗体験」を重視して顧客の来店を促すことが目的です。
この決断も『サードプレイス』という職場、家庭に次ぐ「第三の場所を提供する」するというビジネスコンセプトの堅持です。
企業は「ミッション」や「ビジネスコンセプト」を外れた時に業績が失速することを決して忘れてはならないのです。
かと言って<スターバックス>が店舗だけ重視をしてインターネットから離れるということではありません。
<スターバックス>はこれからの企業に必要不可欠とされるデジタル経営を重視する現れとしてCDO(最高デジタル責任者)を就任させています。
CDO(最高デジタル責任者)はCIO(最高情報責任者)と違い商品開発と実際の販売まで消費者の動向を集めるためにデジタル技術を積極的に活用する使命を持っています。
これからの企業に欠かせないのがCDOになるでしょう。
◉デジタル変革をトップダウンで進めているか?
◉データの活用型経営を実践しているか?
これからは経営者のデジタル意識が求められているのです。
2016年12月に中期経営計画を発表しましたが2021年までに世界で3万7000店まで増やします。
現在、世界で約2万6000店を展開しているのでいまより50%増しの店舗数にしようという計画です。
世界で雇用している人は75カ国33万人にものぼります。
しかしあらたに全世界で24万人の雇用を創出すると発表しています。
2015年には<スターバックス日本法人>を完全子会社化しました。
今年7月には中国事業の合弁企業を買い取り完全子会社化すると発表しました。
合弁企業<イーストチャイナ>が運営する1300店と<スターバックス>が中国で展開する2800店を足せば4100店ですが2021年までに5000店に拡大する目標を掲げています。
今後はアメリカと中国を中心に出店を加速させていく計画です。
創業者であるハワード・シュルツ氏が投資家向け説明会で話したこと。
『劇場にいるかのような経験を提供することで評判を底上げして新たな小売りのスタイルをカタチづくる』『私はいなくなるわけではなくこれから新事業を立ち上げる』これらの発言からシュルツ氏の考えていることは……「新たな小売のビジネスモデル」をこれから構築するということです。
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このことから何を学べるでしょうか?
成長する企業は……おおきな目標を持っている。
成長する企業は……おおきな目標を達成してもあらたな目標を立て「挑戦する姿勢」を決して忘れず怠らない。
ミッション:会社の目的ビジョン :会社の目標バリュー :会社の行動指針
◉理想のお客様◉協力者◉主要活動◉選ばれる理由◉収益 ◉チャネル◉提供する価値◉コスト◉経営資源
現象をみるのではなく本質をみることでなすべきことが理解できる
今日という日は未来のスタート地点である*注1 O2O:(オンライン・ツー・オフライン)インターネットなどのオンラインからリアル店舗のオフラインへお客さまを呼び込む手法のこと。
*注2 ストックオプション:「株式購入権」あらかじめ決められた価格で


