【<ニトリ>の快進撃が止まらない!】
今日のテーマは『チャレンジを続ける勇気』です。
中京圏での出店が続いている
岐阜県大垣市の地元にある<ニトリ>は市街地からインターチェンジへ向かう国道のロードサイドにありますがオフィス用のインテリアを購入するときに利用しています。
今年1月に名古屋駅前の<名鉄百貨店本店>の7階フロアに出店しましたが中部3県の百貨店では初めての出店になるようです。
すでに愛知県内では24店舗が出店されていますが2019年には名古屋港エリアに物流拠点も建設される計画でどれだけの出店を考えているのかどこまで拡大していくのかとても興味が湧いてきました。
<ニトリ>のビジネスモデル
今年6月、東京の渋谷に最大規模の都心型店舗がオープン。
<シダックス>の旗艦店だった「渋谷シダックスビレッジクラブ」の跡地を改修した地上9階建ての大型店舗です。
これは駅の利用客が多い渋谷で20歳代の若者を取り込む狙いです。
2015年に東京銀座にオープンした「マロニエゲート銀座店」は百貨店内での開業1号店ですが2016年12月に「新宿タカシマヤタイムズスクエア店」2017年3月に「東武池袋店」をオープン。
ほぼ主要なターミナル駅には出店を実現させています。
<ニトリ>の創業者である似鳥昭雄会長は1に安さ、2に安さ、3に安さ、4に品質、5にコーディネートと言い続けてきましたがこれから『おしゃれなもの』を提供していこうとしています。
どうやら2017年2月期の決算で30期連続の増収増益となり「40期連続の増収増益」の次の達成目標に向けて今までのビジネスモデルを見直しているようです。
従来のビジネスモデルでは
- チャネル=郊外店舗
- 選ばれる理由=安いもの
- 理想のお客様=30〜50歳代
- 主要活動=家具販売
- 経営資源=新規出店などでしたが
先ほどお話ししたように……郊外型店舗から都心型店舗へと店舗の立地条件を広げてきています。
都心型店舗では『おしゃれなもの』を求める客層が増えてきています。
そしてターミナル駅の店舗を利用するひとは若者からシニアまで幅広い年齢層になっています。
さらに今年5月には中古住宅販売の<カチタス>と資本提携をしました。
<カチタス>は中古住宅を買い取ってリフォームし再び販売するというビジネスモデル。
<カチタス>がリフォームした家にニトリの家具を配置して販売する。
リフォームした住宅物件をインテリアで飾って売る手法は「ホームステージング」と呼ばれ欧米では一般的な販売方法です。
「家具販売」という本業が順調な今のうちにあらたな市場であるリフォーム市場に次の足場を築いておこうという「成功する経営者」に共通した卓越した経営視点と言えます。
2032年までに「国内1千店、海外2千店」という長期的な出店目標を掲げています。
これも日本の将来を見たときに「少子化による人口の減少化」に対応するための長期展望でしょう。
来月の11月からは<セブン&アイHD>のネット通販サイト「オムニ7」に<ニトリ>の専門店が出店することに決まりました。
『ネット通販の加速化』という顧客の変化にも対応する先手を打っています。
この「顧客の変化への対応」と「旺盛なチャレンジ精神」が続けばこれから10年後に迎える「40期連続の増収増益」も実現できだろうと思います。
このことから何を学べるでしょうか?
成功できる経営者は……事業が順調なときにあらたな「タネ」を蒔(ま)いている。
成功できる経営者は……どれだけ事業が成功してもチャレンジ精神を忘れない。
成功できる経営者は……社会や時代の変化に対応させるためビジネスモデルを改善し続ける。
ミッション:会社の目的ビジョン :会社の目標バリュー :会社の行動指針
◉理想のお客様◉協力者◉主要活動◉選ばれる理由◉収益 ◉チャネル◉提供する価値◉コスト◉経営資源
現象をみるのではなく本質をみることでなすべきことが理解できる
今日という日は未来のスタート地点である*注1 仮想現実:(VR= virtual reality)感覚を刺激することで現実のように知覚させる技術。
*注2 ストックオプション:「株式購入権」あらかじめ決められた価格で


