今日のテーマは『商品づくりは調査から』です。
カレーが好き、ラーメンが好き
『ハウスバーモントカレーだよ〜』という歌をきいてあなたは芸能人の誰を思い浮かべますか?
「Hey!
Say!
JUMP」という人は今世代の若い人ですね。
「西城秀樹」という人はわりと年配のかたでしょう。
私は、もちろん歌手の「西城秀樹」です。
あのテレビコマーシャルで完全にインプットされました。
西城秀樹がコマーシャルの最後にいう言葉「ヒデキ、感激!」が脳裏に焼きついています。
西城秀樹は郷ひろみと野口五郎とともに「新御三家」と呼ばれていました。
男性から見ても「カッコイイ」し「イヤミがない」しカラオケで彼の歌をうたうことはまったくありませんでしたが「ギャランドゥ」のメロディがときどき頭の中で流れます。
商品づくりで大切なこと
白状しますと「食」に貪欲(どんよく)さが無くほとんど興味がないという一面があるのですが「カレー」と「ラーメン」だけはいつ食べてもおいしく感じるのです。
「バーモントカレー」は<ハウス食品>の商品ですが「バーモントカレー」が1963年に発売されたことでそれから多くのこどもがカレーを食べるようになりました。
その前はというと<エスビー食品>の発売した「赤缶カレー粉」でした。
母が小麦粉を弱火でいためてニンジン・ジャガイモ・タマネギに「赤缶カレー粉」を混ぜてつくってくれているのを台所でながめていたことをいまは懐かしく思いだします。
「バーモントカレー」はブロック状の「ルウ」でしたが1968年に<大塚食品>が「ボンカレー」を発売したことで「レトルトカレー」の市場が徐々にひろがりはじめていまでは「ルウ」を追い抜いて「レトルトカレー」が主流です。
いまの社会事情を考えれば家庭で「赤缶カレー粉」からカレーをつくるのは時間や手間がかかりすぎるし「ルウ」のばあいも材料作りからはじめるので仕事を終えて帰宅した女性にとっては「レトルトカレー」が主流になるのもわかりますね。
<ハウス食品>は「バーモントカレー」を中国でも販売していますがその商品名は「百夢多カレー」といいます。
2005年から進出してカレーになじみのない中国で10年以上の努力のすえ年間に1億食を販売しています。
子会社である<CoCo壱番屋>では「ハラル認証」(注1)を取得したイスラム教に対応した「ハラール秋葉原店」を9月25日にオープンしました。
この夏にははるさめを使った鍋物用食品の会社<マロニー>を買収して「健康食」の分野で市場を開拓していこうとしています。
8月にはあっと驚くシチューかけご飯のルウである「シチューオンライス」を発売して話題になりましたがシチューだけだと物足らないとする男性のためにシチューかけご飯を提案して今回新発売したのですがこの商品をつくるまでに徹底したリサーチをしています。
通常はアンケートという方法で「お客様の調査」をしますがアンケート方法のばあいなかなか本音を聞き出すことはむずかしいのです。
私のお客様には
- アンケート(不特定多数)
- ヒアリング(グループ)
- インタビュー(個別)という
3つの方法を併用することをオススメしていますが<ハウス食品>はウェブ共創プラットフォームである「Blabo!」で意見を収集しました。
このように商品づくりに「お客様の本音」は必用不可欠なのです。
なぜならば企業にとって大切な「商品づくり」とはビジネスモデルでいうところのお客様に対しての「価値の提供」になるからです。
*注1=ハラル認証イスラム教の戒律に沿って作られていることを認めること
このことから何を学べるでしょうか?
商品開発は……お客様の「本音」を聞き出すことが欠かせない。
そのためのコストは……無闇に商品をつくるという大きなリスクを回避するための必要経費だと考えるべきである。


