今日のテーマは『業界の隣にもおおきなチャンス』です。
買えば、はやく欲しくなる
モノが売れなくなった……とはいっても<Amazon>をはじめインターネットでの販売は好調さが続いています。
そうなるとインターネット販売での差別化を考えたばあいまず、『時間』が頭に浮かんできます。
つまりインターネットで購入したお客様が思うことは「はやく、届かないかなぁ」という気持ちになります。
お客様にとってみればすでに購入ボタンを押しているわけですから店舗でモノを購入したときのようにすぐに商品を手渡して欲しいと思うに違いありません。
大型物流施設は、働きやすい職場
インターネットのショップで商品を購入してから1週間も待たされたら……購入したときの気持ちが徐々に冷めてしまうでしょう。
そのことに気がついたショップがお客様に早く届けるためにどうするかというとお客様に早く届けてくれる宅配業社の選定をします。
つまり『物流のしくみ』に注目することになりますがそのなかでも激しい競争をしている業界があります。
それは「大型物流施設」の業界です。
<三井不動産>はいまから2020年までに6カ所の大型物流施設を開業させると言っています。
- 船橋市
- つくばみらい市
- 川口市
- 大田区(東京)
- 川崎市
- 大阪市の6カ所になります。
じつは<三井不動産>が本格的に物流施設の事業をスタートさせたのは2012年。
比較的あたらしい事業の参入になりますが今回の6カ所を加えるとすでに全国で28施設になります。
やはりインターネット販売が徐々に増えてきたのでその商品などを「運ぶ」システムがクローズアップされています。
最近では物流施設で働く社員の働きやすい職場づくりをするため
- カフェテリア
- パウダールーム(化粧室)
- 駅に近い場所
- 広大な緑地
- 遊歩道
- 託児所などを設置するようにしています。
このような対策をすることで人材不足にならないよう人材確保の智恵をしぼっています。
このような取り組みをするのは<三井不動産>だけではなく
- <大和ハウス工業>
- <三菱地所>
- <伊藤忠商事>
さらには
- シンガポール系の<GLP>
- アメリカ系の<プロロジス>などの外資系も取り組んでいます。
その活況を示すかのようにまもなく全線開通する予定の「圏央道」(注1)の沿線には1600もの物流施設が集まっているようです。
ネットショップや通販を支える「縁の下の力持ち」として大型物流施設が全国に続々と建設されています。
このように繁栄する業界に関係する周辺の業界にもその繁栄の恩恵ともいえる「成長の種」があるのです。
*注1=圏央道首都圏中央連絡自動車道のこと
このことから何を学べるでしょうか?
成長する業界は……その業界だけではなくその業界に関係する業界にもおおきな「成長の種」を与えている。


