今日のテーマは『あなたにも関係ありますよ』です。
映画の世界だけでは、ないかもしれない
リドリー・スコットというアメリカの映画監督はご存知ですか?
その息子のルーク・スコットが初監督した『モーガン・プロトタイプL−9』という映画をWOWOWで観ました。
この映画の主人公は遺伝子操作で生まれた女の子ですがあるとき人間を襲う事故が発生するところからストーリー展開がおもしろくなってきます。
その映画を見ているときにふと思ったことがありその思いつきの状態で映画を見続けてもまったく違和感がありませんでした。
その思いつきというのは主人公の女の子モーガンが遺伝子操作で生まれたのではなく「AI(人工知能)」だったら……
ロボットなんて、遠い未来の話でしょ
実際にはありえない話ですがそんな遠い先の話のように思えないのです。
現在は、ふたつの大学で授業の講義をしていますが「ロボット」や「AI」の話をしてもまったく他人事のように受け止めています。
彼らのほうが私より、はるかに若くて柔軟な考えの持ち主のはずなのにまるで「絵空事(えそらごと)」を聞かされているような反応です。
あの<Google>が「AI(人工知能)」の分野に特化した<グラディエント・ベンチャーズ>という投資ファンドを設立しました。
<Google>にはピーター・ノーヴィグ氏をはじめとする多くのAI学者や研究者がいますが「人工知能」の分野でこれから多くのベンチャー企業がアメリカなど世界中で生まれてくるに違いありません。
とは言えベンチャー企業ですから資金も、人材も豊富に揃っているわけはありません。
そこで将来性の高い「人工知能」の分野で<Google>が支援しようとしています。
<Google>は今年の7月でしたが<Microsoft>は昨年12月に「人工知能」の分野に特化したベンチャーを設立していました。
日本では<ソフトバンク>や<トヨタ自動車>などが「人工知能」の分野の研究のため多額の投資をしていますがこのように世界中で「人工知能」の分野の研究・開発が進められているのです。
しかも冒頭の映画の話ではありませんが「人工知能」の暴走も考えられるのでアメリカでは<Microsoft><Google><Amazon><Facebook><IBM><DeepMind>の会社間で『倫理的AI開発』の契約を結んで開発しているのです。
いかがですか?
現実味を帯びてきたと思いませんか?
たとえば「コンビニの自動化」を考えた場合レジカウンターでの相手はAIロボットかもしれません。
「おにぎり」を運んでくるのはAIによる自動運転のトラックになりお店まで運んでくれるのはこれも、ロボットかもしれませんね。
いまでさえロボットがフロントにいるホテルが好評になっているようですからおそらくそれほど遠い先の話しではないと思います。
いまから5年後にこのような現実がくるとしたらあなたの会社に
- どのような影響がありますか?
- どのような変化がありますか?
あなたの会社は
- どのような対応をしますか?
- どのように攻めますか?
いまから取り組んでも早すぎることはありませんよ。
そのような現実があなたのまわりで起きてきてからあなたの会社が対応し始めていては遅くはありませんか?
大学でこのような講義をしても学生たちの反応は少ないのであなたの会社が同じ反応であったとしても仕方ないかもしれません。
このことから何を学べるでしょうか?
人工知能は……遠い未来の話ではない人工知能は……あなたの身近で活躍し始めています。
人工知能は……農業、工業、医学物流、流通、交通そして教育産業にまで活用する動きが始まっている。
*注1 TRI:トヨタ・リサーチ・インスティテュート「顧客第一」の考え方をもつこと。
*注2 Amazonエフェクト:Amazonの影響による売り上げの激減で業界のシェアをうばわれ最悪のばあい倒産に至る現象のこと。


