今日のテーマは『会社をパターンに合わせる?』です。
真剣に向き合っているかたのメッセージ
またまた嬉しいメッセージをいただきました。
メッセージを送ってくださったのはたいへん努力家でいつも、なにかを学んでいる真面目で誠実な士業のかたです。
「ビジネスモデル」に興味を持ちできれば、ご自身のお客様にビジネスモデルのアドバイスをしていきたいとお考えのようです。
そのような前向きの考え方をお持ちのかたなのでメッセージもより具体的な内容でいただきました。
ただし具体的な内容をここでご紹介することはできませんので主要部分だけを取りあげてお話ししていきたいと思います。
ビジネスモデルの代表的なパターン
インターネットをつかって「ビジネスモデル」のキーワードで検索すると世のなかにはいろいろなビジネスモデルのパターンが存在していますがなぜ?
わざわざ「9つの項目」で考える必要があるのですか?
いただいたメッセージを要約するとだいたい、このような内容でした。
たしかに検索すると
- シンプル物販モデル
- 小売モデル
- 二次利用モデル
- 消耗品モデル
- マッチングモデルなどなど。
いくつかの代表的なビジネスモデルのパターンがでてきます。
もちろんこの代表的パターンがダメというわけではありません。
ビジネスモデルという概念を理解するのには役立つと思います。
もしくはそのままピッタリとあなたの会社の事業がパターンに当てはまるのであればそのまま使えばいいと思います。
しかしいまの日本の企業数が382万者(*注1)あるなかでいったいどれだけの企業がそのパターンにピッタリと当てはまるでしょうか?
企業規模が小さくなれば事業そのものに事情があるはずです。
そんなにスパッと割り切れる事業ばかりとは思えません。
つまり「御家の事情」を踏まえたビジネスモデルを考えるためには既存のパターンに当てはめるのではなくオリジナルのビジネスモデルを作っていく必要があるのです。
たとえば……あなたの会社の考えているあらたなビジネスモデルが上記のビジネスモデルのパターンに似ていると仮定しましょう。
ただし「似ている」だけであって「ピッタリ同じ」というわけではないのであなたの会社と違う部分をなんとかしなければいけません。
あなたのばあいビジネスモデルの典型パターンにピッタリ合わせるためにあなたの会社の事業や組織を変えますか?
さらに言うとすれば……代表的なビジネスモデルのパターンは過去のビジネスモデルです。
過去の、時代や社会背景のなかでパターン化されているものです。
はたしてこれからの時代や社会構造に合っているのでしょうか?
『ビジネスモデル』を専門的に扱っていないひとはビジネスモデルに対してそれほど深く考えていませんから
- 過去のパターンを真似ればいい
- どこかの会社の真似をすればいい
- いつでも変えればいいなど。
われわれ専門家からみればあやういアドバイスをすると思います。
真剣に事業をしている経営者にとってこれは、とても怖いことですね。
なにやら本末転倒(ほんまつてんとう)な気がしてきます。
このようにあなたの会社独自の歴史や人材や組織など。
さらにはあなたの会社のミッション(目的)やビジョン(目標)。
それらすべての要素を踏まえたうえであなたの会社のビジネスモデルをあらたに考えようとする場合。
なにものにも縛られないゼロベースから考えたくありませんか?
そのためにはビジネスモデルイノベーション協会が使う「ビジネスモデル・キャンバス」か私が開発した「ビジネスモデル・マンダラ」を使いビジネスモデルの9項目をひとつずつ埋めていけば大丈夫です。
なにか、ご感想やご質問があったらどんどんメッセージをくださいね。
積極的にお話ししていきます。
*注1=382万者(社ではありません)【2016年版中小企業白書より】大企業と中小企業の合計数中小企業のなかには個人事業主も含まれます。
このことから何を学べるでしょうか?
ビジネスモデルは……代表的なパターンが世のなかに存在している。
代表的なパターンは……あなたの会社にほんとうに合っているのか疑ってみる必要がある。
ビジネスモデルは……あなたの会社特有のあなたの夢を実現できるオリジナルでつくるほうがいい。


