ブランド経営の第28講テーマは……『未来会計と過去会計』です。
「過去会計」は過去のものになった!?
毎週水曜日のブログは『ブランド経営』になるためのお話しをしています。
今日のテーマは[未来会計と過去会計]です。
「未来会計と過去会計」とは……過去の営業成績や財務分析と未来像の営業成績や財務計画の違いを指しています。
今日のブログでは会計に対する考え方についてお話ししていきます。
会社の会議では役員会議、部課長会議、営業会議……など多種多様な会議が実施されていると思いますがその多くが「反省会」になってませんか?
◉目標達成できないのはなぜか?
◉他社に負けたのはなぜか?
◉売上が下がったのはなぜか?
まるで「犯人探し」のような会議の内容になってませんか?
もしそうであれば参加する社員の悲痛な表情が見えるような気がします。
これらは全て過去の成績に対して原因を探る「問題発見」と「問題解決」のための会議になっているのでまさに「過去会計」が主体の会議になっています。
ブランド経営:未来会計と過去会計
「過去会計」の特色は……『数字の話がすべて!』といった状況になることです。
「経営者の会」やオープンセミナーなどで『(過去の)数字を見ないコンサルタント』といった表現をするのでどうやら「できの悪いコンサルタント」と思われているようです。
実際にコンサルティングの現場ではほとんど数字を見ることはありません。
なぜならばその数字を見つめても「解決の糸口」が見つからないからです。
たとえば「売上が下がり続ける部門」の場合「過去の数字」を1時間ほど見続けて果たして売上は上がるでしょうか?
その答えは明解で過去の数字が変わるはずはありません。
数字が変わるのは『未来の数字』しかないのです。
そして『未来の数字』を変えるのは「未来の戦略」と「社員の行動」だけです。
「過去の数字」を何時間議論しても「問題解決」にしかなりません。
「問題解決」をすれば業績が良くなると思いがちですがそもそも『問題』というものは「マイナスの状況」ですから「問題解決」をしても「マイナスがゼロに戻る」だけです。
驚くほど飛躍的に業績がアップする状況にはなりません。
ではどうすれば良いかといえば……『未来の数字』に注目して「未来の戦略」と「社員の行動」を明確にすることです。
つまり『未来会計』で経営を考え『未来会計』で会議を重ねることです。
「過去の数字」をどれだけ議論しても飛躍的に回復することなどありません。
なぜならば「今までの考え方」と「今までのやり方」がその「結果(過去会計)」なのです。
「今までの考え方」と「今までのやり方」でいくら議論を重ねても回復などしないのです。
今日の結論です……「過去会計」で経営を舵取りするよりは「未来会計」で経営を舵取りする方がより業績アップにつながります。
次回は12月21日金曜日の投稿です。


