会社の将来を考えるとき……経営者の心づもりで結果が、おおきく違ってきます。
今日のテーマは『もう、あなたは十分ですよ!』です。
あやうく事故になりそうでした
サラリーマン時代は自転車を使って駅まで走るのは毎日のあたりまえの通勤風景でしたが先日、ひさしぶりに自転車で駅まで走ったところ曲がり角で勢いよく走ってきた自転車と接触しそうになりました。
さいわい今までの習性でしょうか?
曲がり角では「向こうから来るだろう」運転を心がけていたので通学中の高校生を怪我させることもなく無事に駅まで行くことができたのですがどうやら相手は……「向こうから来ないだろう」運転をしていたようすでした。
よいシナリオと、わるいシナリオ
電車に乗車してから先ほどのことを思い出したとき会社の経営にも同じことが起こると思いました。
それは「そんなことは起きないだろう」経営をしている経営者Aさんにとってもしも「そんなことが起きた」ときにはその経営者Aさんにとってはまったくの想定外のできごとでありおそらく対応のむずかしい『問題』の発生になることでしょう。
しかし『そんなことが起きるだろう』経営をしていた経営者Bさんのばあいもしも「そんなことが起きた」としてもその経営者Bさんにとっては想定内のできごとでありすでに対応策を考えて取り組んでいた『課題』の実行になります。
このように真逆の違いが起きてしまうのはなぜでしょうか?
それはいま、あなたが思ったとおりの答えです。
先を見とおすか見通さないかという経営者AさんとBさんの経営に対する考え方の違いです。
つまりすぐれた経営者に共通する『2つのシナリオ』を持っているか持っていないかという違いです。
2つのシナリオとは「よいシナリオ(*注1)」と「わるいシナリオ(*注2)」です。
ものごとを楽観視する傾向が強いひとは「よいシナリオ」を描きやすくなります。
反対に、ものごとを悲観視する傾向の強いひとは「わるいシナリオ」を考えやすくなります。
「よいシナリオ」と「わるいシナリオ」の『2つのシナリオ』を経営者は、つねに意識して用意しておくことが大切です。
*注1=よいシナリオ将来を予測したときに良い方向へ進んでいく想定をすること。
*注2=わるいシナリオ将来を予測したときに悪い方向へ進んでいく想定をすること。
このことから何を学べるでしょうか?
会社の将来を考えるとき…ひとつの方向性を考えるだけでは問題が起きやすくなる。
すぐれた経営者は……「よいシナリオ」と「わるいシナリオ」をつねに考えながら、経営をしている。


