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ブログ / ビジネスモデルの企業事例

第199話 ナブテスコの笑いが止まらない!

2017年11月30日 執筆:渡邉ひとし

第199話のテーマは『需要の高いところを狙う』です。

のどかな田園地帯に発生した火事

私が隔週で通っている整体院は岐阜県不破郡垂井町にありますが整体院から南へ6キロの場所にある<ミズノテクニクス>には米国メジャーリーグで活躍する「イチロー」のバットを作り続けた久保田五十一(いそかず)名人が2014年の退社まで在籍。

いまは久保田名人から受け継いだ名和民夫氏が作り続けています。

そのような環境の良い垂井町で今年3月に工場の火災がありました。

国産ジェット旅客機「MRJ」の部品も製造している機械メーカーの<ナブテスコ>の岐阜工場でした。

幸いけが人は出なかったようですが工場が稼働していない時間帯でした。

<ナブテスコ>のビジネスモデル

今年9月に<ナブテスコ>は米国<ボーイング>の新型大型機である「B777X」などに対応する飛行制御システムの加工組み立て棟をこの岐阜工場の敷地内に2018年秋に竣工させるため<ボーイング>の幹部を迎えて地鎮祭を開きました。

この工場が完成すると現在の3倍程度にあたる月間1200個の飛行制御システムが生産できます。

この飛行制御システムは「B777X」などに独占的に供給をしているシステムで<ボーイング>が検討している次世代中型機の生産が決まればさらに多くの受注を見込むことができ生産規模も5倍まで拡大できます。

格安航空会社の航空機の需要が盛んで<ボーイング>ha増産計画をしています。

そのためIoTの技術を活用して生産設備の稼働率を把握することできめ細かに進捗状況を管理し納入までの期間を半分に短縮。

仕掛かり在庫も半分に減らし太陽光発電などの再生可能エネルギーでCO2の排出量も半減させます。

<ナブテスコ>は産業用ロボットの関節などに使用される精密減速機は世界市場のトップである約60%のシェアを占めています。

工場の製造工程を自動化するロボットの需要が世界的に高まり『どれだけ作っても追いつかない』と寺本克弘社長は話しています。

8月には今年度の業績を2度目の上方修正で発表しています。

したがって本来は数年後の予定であった三重県津市の主力工場と中国江蘇省の工場の増強を前倒しにして建設しています。

2020年12月期までの4年間でその前の4年間(〜2016年)の2.4倍にあたる770億円の設備投資をしていきます。

今年3月にはドイツの自動車部品メーカーである<オバロ>の全株式を約100億円で取得しています。

<ナブテスコ>の弱みである「モーター」と「ソフトウエア設計」の両分野に強みを持つ会社でさらには自動運転の分野にもつながる技術を持っていることが今回の買収を決断するおおきな理由になったようです。

このように見てみると……◉産業用ロボット向け◉航空機向け◉自動車向けという今後の需要拡大を見込んだB2Bの事業拡大をしていてますますの高業績が期待できますがこれからの時代の自社の強みを何にするかといういままでよりワンランク上の「事業ドメイン(領域)」を決めていくことが求められています。

(*ブログ=土日祝日を除く平日)

このことから何を学べるでしょうか?

業績好調のときには……ワンランク上のステージで通用すると思われる自社の「事業ドメイン(領域)」を固めておく必要がある。

◉Amebaブログ:◉Ameba0wnd:◉Facebook:◉Facebook頁:ミッション:会社の目的ビジョン :会社の目標バリュー :会社の行動指針

◉理想のお客様◉協力者◉主要活動◉選ばれる理由◉収益 ◉チャネル◉提供する価値◉コスト◉経営資源

現象をみるのではなく本質をみることでなすべきことが理解できる

今日という日は未来のスタート地点である*注1 仮想現実:(VR= virtual reality)感覚を刺激することで現実のように知覚させる技術。

*注2 ストックオプション:「株式購入権」あらかじめ決められた価格で

渡邉ひとし
渡邉 ひとし株式会社未来デザインカンパニー 代表取締役/持続型経営コンサルタント

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