今日のテーマは『出会いは必然。』です。
信じられない就職だった
むかしの話しになりますが就職して社会人になったとき自分にとってはまさかの「職種」で入社しました。
その職種は……「営業」です。
自分にとっては「営業タイプ」の人間とは180度違うと思っていたので会社の代表者から「営業職でお願いします。」と言われたときにあまりにも驚きすぎて「はい、わかりました。」と返事をしてしまいました。
いまから考えてもそのときの感情が自分でもまったくわかりません。
そしてそのまま35年間もまさかの営業職で勤務していたことが自分のことでありながらとても不思議なことに思えます。
営業になってよかったこと
営業になってよかったことのひとつ目は「営業職」に向いていないことです。
というのは向いていない職種なので「自分の自然体」では仕事ができません。
なので「理想の営業職」をおおげさに言えば、「研究」しました。
まずは先輩営業の「強み」と「弱点」を客観的に観察しました。
当然ですが「弱み」は無視して「強み」にフォーカス(*注1)しました。
今ふうに言えば先輩営業の「コンピテンシー(*注2)」を自分のものにしたいと思いました。
ふたつ目は「営業関係の本」を読みあさったことです。
営業に向いていないので「世の中の営業マン」の思考や行動を学びたいと思いました。
もともと本が好きでしたから書店にいることがとても楽しかったのです。
営業関係の本を読んでいて自分なりに理解をしたことは営業スキルやテクニックではなく人間関係である、ということでした。
そのころNHKの番組で
- 五木寛之(作家)
- 福永光司(元、京都大学名誉教授)
- 松岡正剛(編集工学研究所所長)
- 田中優子(現、法政大学総長)
という4人による「道教の日本化」に関する座談会がありました。
とても興味をひかれ「営業関係の本」を探しながら書店で「道教の本」を購入。
それが引き金になりそれまでの「営業関係の本」から「東洋思想(東洋哲学)」の本を買い始めるようになりました。
私の経営コンサルティングの初期段階のステップでは「ミッション=経営の目的」と「ビジョン=数年後の目標」を明確にしていくのはこのときの学びが基(もと)になっています。
本題に戻りますがそのころを思いだすと……「営業関係の本」を読みあさっていたことで「営業のやり方」より「営業のあり方」が大切だと知りそれが「東洋思想(東洋哲学)」に出会いみずからの学びになりました。
そして、仕事先では『あり方』の師匠に出会うことになるのです。
このことだけをみても「出会いは必然である」という言葉を信じることができます。
*注1=フォーカスこの場合は意識を集中して注目したということ。
*注2=コンピテンシー仕事や職務におけるすぐれた行動に結びつく個人の特性のこと。
このことから何を学べるでしょうか?
何かを求めてると…必要なひとや必要なものや必要なことが目の前にあらわれる。
しかし……自分で意識をしないかぎり奇跡も、何もおこらない。
すべては……みずから行動することで求めている何かに近づくことができる。


